2014年12月10日
「麗しのサブリナ」記録室
以下の記録をコメント蘭にてお知らせください。
※“映画の友”誌での各記録。
※各賞の記録が不十分です。他にお分かりの方はお願い致します。
※他のオードリー作品での受賞記録。
★初公開日
アメリカ:1954年9月22日(ニューヨーク)※23日説も有り。
日 本:1954年9月17日(日比谷映劇)
東宝公式HP及び当時の新聞、その他各資料にて確認。
ウィキペディアでの9月28日はデマ。
★出演:ハンフリー・ボガード
オードリー・ヘプバーン
ウィリアム・ホールデン
ジョン・ウィリアムズ
★パラマウント映画 モノクロ・スタンダード・113分
★撮影:1953年9月〜11月の9週間でロケ、その後ハリウッドで撮り直し
※バリー・パリスの伝記による
1953年10月〜11月の7週間
※DVD特典映像による
オードリー24才
★海外での受賞:
アカデミー衣装デザイン賞
ゴールデングローブ賞脚本賞
アメリカ脚本家組合賞
★海外でのノミネート
アカデミー監督賞
アカデミー主演女優賞(オードリー)
アカデミー脚本賞
アカデミー美術賞
英国アカデミー主演女優賞
アメリカ監督組合賞
ニューヨーク批評家協会女優賞第2位(オードリー)
★制作費:200万ドル
※DVD特典映像による
★オードリーのギャラ:1万5000ドル
※バリー・パリス著の伝記による。
監督の冗談で、ボガードのギャラは30万ドル、
ホールデンのギャラは12万5000ドルと言われていた
★興行収入:アメリカ
全世界
★日本での配給収入
1億5243万円
1954年度の第4位(1位は「ローマの休日」)
日比谷映劇での成績(35日間上映)
動員数:196,042人
興行収入:29,195,163円
1967年時の配給収入(リバイバル含むかどうか不明)
1億9867万4000円
★公開翌年の各誌ランキング
スクリーン読者選出 作品部門 不明
(55年5月号) 女優部門 第1位オードリー・ヘプバーン
男優部門 第1位ウィリアム・ホールデン
第6位ハンフリー・ボガード
※スクリーン批評家選出は55年度(56年発表)から開始なので、この年は無し。
映画の友読者選出 作品部門 第20位
(55年5月号) 女優部門 第5位オードリー・ヘプバーン
男優部門 第2位ウィリアム・ホールデン
第12位ハンフリー・ボガード
※映画の友批評家選出は55年は批評家個別のもののみで、総合でのランキングは無し。
キネマ旬報ベストテン 第27位
★日本公開:
・1954年9月17日 パラマウント配給・東宝系
(日比谷映画劇場ほか)
・1965年 パラマウント配給・東宝系
(ニュー東宝ほか)
・1985年 日本ヘラルド配給
(銀座文化劇場ほか)
・2011年 第二回午前十時の映画祭
(TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国25劇場。
翌年さらにTOHOシネマズみゆき座ほか別の25劇場で再映)
・2013年9月28日 マーメイドフィルム配給・松竹系
“スクリーン・ビューティーズ” 第1弾の1本として
(新宿ピカデリーほか)
★この映画でオードリーが日本に流行らせたもの
サブリナ・パンツ
…パンツ(ズボン)の一種。7〜9部丈のもの
サブリナ・シューズ
…ぺったんこのバレエシューズのような靴
ヘップバーン・カット
…「ローマの休日」だけではなく、「麗しのサブリナ」、それとこの2作の間に撮られた宣伝写真でのオードリーのヘアスタイルが総称されている
★この映画でのオードリーの衣装:11着
衣装デザイン
イディス・ヘッド
ユベール・ド・ジバンシィ(クレジットなし)
※かつて1着とか2着とも言われていたが、実際には3着)
※まるさんに調べていただきました
黒のジャンパースカート
料理学校でのエプロン姿1
料理学校でのエプロン姿2(シャツとスカートが変更)
パリの下宿でのガウン
グレンコーブ駅でのスーツ:ジバンシィ
パーティでのイブニングドレス:ジバンシィ
カシュクール巻きにしたマドラスチェックのシャツと白のパンツ
肩にリボンの付いたカクテルドレス(デコルテ・サブリナ):ジバンシィ
映画では黒っぽいロングコート
トレアドール・スタイル(サブリナパンツ。上記のコートの下に)
ラストシーンでのコート
※上記ジバンシィ作のドレスに対して、イディス・ヘッドがさも自分がデザインしたかのような偽デザインスケッチが存在する。WOWOWの番組にて検証されていたとのこと。まるさんに教えていただきました。
(3着の根拠は、ほかにも「オードリー・ヘプバーンとティファニーで朝食を」などの書籍でも確認済み)
★「麗しのサブリナ」を使ったCM
2002年〜2012年頃 パソナ
ほか。1980年代にもあり。
★日本の初公開劇場の一部
東京 日比谷映劇(9/17〜10/21)
本所映画館
渋谷国際
浅草大勝館
新宿ヲデオン
大阪梅田 梅田劇場
大阪難波 南街劇場
神戸 阪急会館(10/9〜10/27)
神戸セントラル(11/17〜11/30)
新開地神映(11/17〜11/30)
京都 京都宝塚劇場
広島 広島宝塚劇場
横浜 横浜国際劇場
福岡 福岡東宝
長岡 ニュー銀座
ほか
※上記本所映画館は総天然色で公開、という記述のあるものがあるが、当時は全編丸々着色する技術も無い上に、万が一そのようなことをすると尋常ではない莫大なお金がかかった事と思われます。
わずか10日の公開のためにそのようなお金をかけたとは考えにくく、当時の本所映画館独自の映画パンフレットにもカラーという記述も無く、本所映画館を経営していた東京楽天地さんからも“そんなことはしていないと思います。”という否定的なお話を伺ったので、カラーで公開、というのは100%デマだと断言します。
※“映画の友”誌での各記録。
※各賞の記録が不十分です。他にお分かりの方はお願い致します。
※他のオードリー作品での受賞記録。
★初公開日
アメリカ:1954年9月22日(ニューヨーク)※23日説も有り。
日 本:1954年9月17日(日比谷映劇)
東宝公式HP及び当時の新聞、その他各資料にて確認。
ウィキペディアでの9月28日はデマ。
★出演:ハンフリー・ボガード
オードリー・ヘプバーン
ウィリアム・ホールデン
ジョン・ウィリアムズ
★パラマウント映画 モノクロ・スタンダード・113分
★撮影:1953年9月〜11月の9週間でロケ、その後ハリウッドで撮り直し
※バリー・パリスの伝記による
1953年10月〜11月の7週間
※DVD特典映像による
オードリー24才
★海外での受賞:
アカデミー衣装デザイン賞
ゴールデングローブ賞脚本賞
アメリカ脚本家組合賞
★海外でのノミネート
アカデミー監督賞
アカデミー主演女優賞(オードリー)
アカデミー脚本賞
アカデミー美術賞
英国アカデミー主演女優賞
アメリカ監督組合賞
ニューヨーク批評家協会女優賞第2位(オードリー)
★制作費:200万ドル
※DVD特典映像による
★オードリーのギャラ:1万5000ドル
※バリー・パリス著の伝記による。
監督の冗談で、ボガードのギャラは30万ドル、
ホールデンのギャラは12万5000ドルと言われていた
★興行収入:アメリカ
全世界
★日本での配給収入
1億5243万円
1954年度の第4位(1位は「ローマの休日」)
日比谷映劇での成績(35日間上映)
動員数:196,042人
興行収入:29,195,163円
1967年時の配給収入(リバイバル含むかどうか不明)
1億9867万4000円
★公開翌年の各誌ランキング
スクリーン読者選出 作品部門 不明
(55年5月号) 女優部門 第1位オードリー・ヘプバーン
男優部門 第1位ウィリアム・ホールデン
第6位ハンフリー・ボガード
※スクリーン批評家選出は55年度(56年発表)から開始なので、この年は無し。
映画の友読者選出 作品部門 第20位
(55年5月号) 女優部門 第5位オードリー・ヘプバーン
男優部門 第2位ウィリアム・ホールデン
第12位ハンフリー・ボガード
※映画の友批評家選出は55年は批評家個別のもののみで、総合でのランキングは無し。
キネマ旬報ベストテン 第27位
★日本公開:
・1954年9月17日 パラマウント配給・東宝系
(日比谷映画劇場ほか)
・1965年 パラマウント配給・東宝系
(ニュー東宝ほか)
・1985年 日本ヘラルド配給
(銀座文化劇場ほか)
・2011年 第二回午前十時の映画祭
(TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国25劇場。
翌年さらにTOHOシネマズみゆき座ほか別の25劇場で再映)
・2013年9月28日 マーメイドフィルム配給・松竹系
“スクリーン・ビューティーズ” 第1弾の1本として
(新宿ピカデリーほか)
★この映画でオードリーが日本に流行らせたもの
サブリナ・パンツ
…パンツ(ズボン)の一種。7〜9部丈のもの
サブリナ・シューズ
…ぺったんこのバレエシューズのような靴
ヘップバーン・カット
…「ローマの休日」だけではなく、「麗しのサブリナ」、それとこの2作の間に撮られた宣伝写真でのオードリーのヘアスタイルが総称されている
★この映画でのオードリーの衣装:11着
衣装デザイン
イディス・ヘッド
ユベール・ド・ジバンシィ(クレジットなし)
※かつて1着とか2着とも言われていたが、実際には3着)
※まるさんに調べていただきました
黒のジャンパースカート
料理学校でのエプロン姿1
料理学校でのエプロン姿2(シャツとスカートが変更)
パリの下宿でのガウン
グレンコーブ駅でのスーツ:ジバンシィ
パーティでのイブニングドレス:ジバンシィ
カシュクール巻きにしたマドラスチェックのシャツと白のパンツ
肩にリボンの付いたカクテルドレス(デコルテ・サブリナ):ジバンシィ
映画では黒っぽいロングコート
トレアドール・スタイル(サブリナパンツ。上記のコートの下に)
ラストシーンでのコート
※上記ジバンシィ作のドレスに対して、イディス・ヘッドがさも自分がデザインしたかのような偽デザインスケッチが存在する。WOWOWの番組にて検証されていたとのこと。まるさんに教えていただきました。
(3着の根拠は、ほかにも「オードリー・ヘプバーンとティファニーで朝食を」などの書籍でも確認済み)
★「麗しのサブリナ」を使ったCM
2002年〜2012年頃 パソナ
ほか。1980年代にもあり。
★日本の初公開劇場の一部
東京 日比谷映劇(9/17〜10/21)
本所映画館
渋谷国際
浅草大勝館
新宿ヲデオン
大阪梅田 梅田劇場
大阪難波 南街劇場
神戸 阪急会館(10/9〜10/27)
神戸セントラル(11/17〜11/30)
新開地神映(11/17〜11/30)
京都 京都宝塚劇場
広島 広島宝塚劇場
横浜 横浜国際劇場
福岡 福岡東宝
長岡 ニュー銀座
ほか
※上記本所映画館は総天然色で公開、という記述のあるものがあるが、当時は全編丸々着色する技術も無い上に、万が一そのようなことをすると尋常ではない莫大なお金がかかった事と思われます。
わずか10日の公開のためにそのようなお金をかけたとは考えにくく、当時の本所映画館独自の映画パンフレットにもカラーという記述も無く、本所映画館を経営していた東京楽天地さんからも“そんなことはしていないと思います。”という否定的なお話を伺ったので、カラーで公開、というのは100%デマだと断言します。
Posted by みつお at 09:00│Comments(0)
│麗しのサブリナ